玉川アルプホルンクラブ国際交流活動 大韓民国
国際交流活動
玉川アルプホルンクラブ

●大韓民国ヨーデル協会の方々との交流

 大韓民国ヨーデル協会(韓国ヨーデル協会)の方々とは1994年から交流をおこなっています。厚木、北海道などでの合同コンサートの実施や、韓国でのコンサートなどの実施。音楽以外でも招き、招かれたりと草の根市民交流をおこなっています。

●2009年12月11日(金)〜15日(火)韓国ヨーデル協会コンサート出演(韓国、光州他)
クラブ員6名で韓国ヨーデル協会コンサートに参加してきました。コンサート会場は光州のホールです。インチョン空港からバスで約4時間、結構遠かったです。演奏会はとても楽しいものでした。韓国の皆様もリラックスしており、私たちもつられてスムーズに演奏をおこなうことができました。ホールにはたくさんのお客さんも来ており盛り上がったコンサートでした。
 韓国の皆様は、いつものように私たちを大歓迎してくれます。これも毎度のことですが、深夜までヨーデル等の歌を大合唱して、感動的な一夜を過ごしました。韓国の方のパワーは恐れ入ります。やはりキムチの力でしょうか。
 演奏会の進め方で参考になる点がありました。使用する楽器を舞台の横にズラリを並べておき、別に片付けません。演奏者はそこから楽器を持って舞台に立ちます。要するに舞台の両側は完全な楽器置き場と化していました。ある意味合理的?
 その他にもいろいろあった楽しい韓国演奏の旅でした。(HA)





●2008年10月2日(木)〜5日(日)韓国ヨーデル協会へ手づくりアルプホルン贈呈ツアー(大韓民国ソウル、慶州他)
 2008年1月より開始されたこのプロジェクトの一つの区切りとして、玉川アルプホルンメンバーによる完成した手づくりアルプホルン11本を贈呈するため、韓国へ出かけました。韓国ヨーデル協会と玉川アルプホルンクラブの交流は1990年頃から行っています。これまでに幾度となくお互いに招き招かれを続けてきました。その時は必ず招き側が、心のこもったかつしっかりとしたサポートを行います。でもこれは別に決めごとではなく、単にそれぞれの気持ちでやっているものです。

 60人くらいのメンバーが1泊でユースホステルに集合。あらかじめ近くの食堂で食べた晩御飯は大きなたらいに入ったご飯(全員の分かと思ったら4人分)5つも6つも出てきた!!!その後つつがなく演奏は終わりました。午前3時過ぎまで、歌や踊りで交流.何人かはサービスで?Hanさんから整体治療もやってもらい痛さが軽減したそうです。
 翌日の午前中はアルプホルンの研修会、管理の方法と練習の方向を示しておきました。さあこれからは向こうのほうがうまくなるでしょうね。11本のほかに聞いてみると同じほどの数があるようです。
 それから淺川巧墓前演奏を行いました。淺川巧の顕彰会?の韓国の代表および本を訳した方も見えました。韓国ヨーデル協会約40名も演奏、大きな幕も作ってあり、私たちのことをちゃんと受け入れてくれていました(記念にもって帰りました)墓地管理事務所との調整も大変でしたでしょう。
 慶州にも行きました。京都や奈良以前に都であった場所。花崗岩の文化ですね、圧倒されました。気候もよいのでしょうが国立博物館に多くの若い家族連れが来ていました。
 
※これらの活動は、「韓国ヨーデル協会へ手作りアルプホルンを贈るプロジェクト2008」の最終活動です。プロジェクトの詳細は、こちらをクリックすると見ることができます。



●2008年3月29日(土)アルプホルン製作用製材活動 〜韓国ヨーデル協会への送るアルプホルンづくりの準備 玉川公民館(神奈川県厚木市)
 朝からクラブ有志の方々が、ホルン用材木の運搬及び部材の製材作業を行いました。主には韓国ヨーデル協会の方々へ贈るアルプホルンを作るためです。みなさん気持ちよ製作作業を引き受けてくれ、そのお気持に本当に敬意を表します。今回製材した木は、節が無く驚くほど良い材です。日本の玉川アルプホルンクラブと韓国ヨーデル協会の方々との交流は、お互い市民どうした尊重しあいとても仲の良い関係が形づくりられていると言えます。両国は歴史的には複雑な関係にありますが、お互いにそれを乗り越えつつ、市民の草の根交流をしようという意思があると思います。このような意味において、玉川アルプホルンクラブでも韓国の方との関係は、とても意義深く、重要な活動である位置づけています。来月4月もしくは5月をめどに、私たちが製作したアルプホルンをプレゼントするために、韓国へ訪問する予定となっています。それに向けてこれから急ピッチでホルン製作作業が進められることと思います。製作を申し出ていただいたクラブの有志の方々、よろしくお願いいたします。


●2007年8月18、19日(土日)第2回全国アルプホルン大会 信州塩尻農業公園「チロルの森」(長野県塩尻市)

 第2回の全国アルプホルン大会が長野県塩尻市「チロルの森」で開催しました。全国の手づくりアルプホルンクラブ、韓国ヨーデル協会、その他関係の方々が集まり、楽しい2日間を過ごしました。アルプホルンづくり及び製作技術の話、スイス伝統芸能講習会、交流会、コンサートなど盛りだくさんのプログラムでした。



●2006年9月2日(土)、3日(日)第1回全国アルプホルン大会(佐賀県嬉野市)
 玉川アルプホルンクラブが関係して日本各地で手づくりのアルプホルンが作られはじめてから、早、十数年が経ちました。北は北海道、南は九州まで多くの方と出会い、その作る活動をきっかけとして各地でアルプホルンクラブが誕生しその音色も日本各地で響いています。そのような折、佐賀県で福祉授産施設、佐賀西部コロニーの理事長である村井公道さんが、この手づくりアルプホルンにご興味を抱き、ぜひ佐賀県で作ってみたいと、同クラブ代表の中川重年さんに相談をしたところ、いろいろな経緯を経て、この大会が開催されることとなりました。一般的に林業では利用価値がないとされて間伐、捨てられていた根曲がりした木(スギやヒノキ等)に、楽器という命を吹き込んでいく作業が、障害者と一緒に汗を流し働いてきた村井さんの心に響くものがあったのだと思います。その思いは、多くの人を動かし、結果的に佐賀県嬉野市をあげた一大イベントという形で全国大会になりました。
 九州を中心に全国から応募者が集まり、2日間に渡りアルプホルンづくりをおこないました。原木からつくるもの、制作キットから作奏者るものなど、開会式直後からみなさん熱心に取り組み、完全に出来上がらないまでも、全て音が出るまでの形になり、大成功でありました。2日間の間、手づくりアルプホルンのためし吹き、韓国ヨーデル協会の方々を招いたスイス民族音楽コンサート、元NHK交響楽団主席フレンチホルン奏者、大野良雄さんの演奏なども交えながら、大変ながらも楽しい大会でした。また、会場となった嬉野市大川原キャンプ場は、湖と森に囲まれたすばらしいロケーションで、本場スイスに来ているようで、第1回目のアルプホルン大会にぴったりの場所であったと思います。最終的には10本のアルプホルンがほぼ完成(後は籐巻き、ニス塗り等を残す)し、閉会式典においてお披露目をしました。大野先生に音程やできばえのチェックを受け、どれも質の高いものに仕上がっていることを確認してもらいました。また、さよならコンサートでも、玉川アルプホルンクラブと一緒に各製作者も合奏しました。
 アルプホルンづくりは、大小の機械や、力仕事など大変な作業です。2日間事故、怪我も無く、また韓国の方々と寝食をともにして、等身大の国際交流体験もありと、充実した大会でありました。来年以降はどうなるかわかりませんが、この大会が2回、3回と続いていくことを願います。



開会式の模様 本大会実行委員長玉川アルプホルンクラブ代表、中川さんの挨拶。大会事務局長佐賀西部コロニー理事長、村井さんらの大会説明。アルプホルンによるオープニングファンファーレ、韓国ヨーデル協会によるヨーデル演奏も実施。



切り出した根曲がり原木コース。みんなで中を掘り取り、丸太ホルンをつくりました。スイスアコーディオンのリズムにあわせて、作業を進めました。


制作キットコース。管の内側が既に出来ているので、作業時間が短くなります。大会期間中に10本のアルプホルンが形になりました


9月3日(日)の閉会式。完成した丸太原木ホルン、キット製作の10本がお披露目。フレンチホルン奏者の大野良雄先生の音チェックをおこない、どのホルンも良いつくりのものであることが確かめられました。今回の制作者と玉川アルプホルンクラブとでいっしょに演奏もおこないました。


さよならコンサートの様子。



その夜(9月3日(日))急遽、宿泊先の嬉野温泉ホテルに、嬉野市長が韓国ヨーデルを聞きに訪問されました。息の合ったレベルの高い歌声に、市長も感激していました。翌日には、佐賀新聞に本大会の記事も掲載されました。


  ●その他のコンサート
●9月1日(金) 吉田小学校での演奏会(佐賀県嬉野市吉田地区) 11:00〜12:00
全国アルプホルン大会の前座的なコンサートとして、地元の小学校でアルプホルンの演奏会をおこないました。このときは、まだ韓国ヨーデルチームは日本に到着していなかったため、玉川アルプホルンクラブのみのでした。幼稚園、小学生、中学生までの生徒が聴きにきてくれました。演奏会、アルプホルン試奏体験、そしてムチ体験も実施し、ムチ体験は、中学生がおこない、自分で振ったムチが自分の顔に当たるなど、場内爆笑となりました。


●9月1日(金)嬉野温泉コットンクラブ 14:00〜14:30
嬉野温泉で一番大きく立派なホテルの結婚式場前で、演奏会を実施。モダンなデザインの前庭で、アルプホルンの音色が響きました。


●9月4日(月)嬉野市役所での演奏 9:30〜9:50
韓国ヨーデルチーム、玉川アルプホルンクラブが嬉野市役所に訪問し、演奏を披露しました


●9月4日(月)佐賀西部コロニー白石作業所 10:00〜10:20
本大会の事務職長である村井さんが理事長を勤める佐賀西部コロニー白石作業所(販売所)にて、訪問コンサート。
薬膳アイスをいただき、軽快なヨーデルに合わせてみんなで踊りました。




●9月4日(月)佐賀西部コロニー多良岳作業所 13:00〜14:00
太良町にある作業所でのコンサート。作業所の方々、地元幼稚園児など約200人が集まりました。韓国ヨーデルチームの演奏を中心に、ここでも大いに盛り上がりました。ここで玉川アルプホルンクラブ中川代表より、佐賀西部コロニー理事長村井氏へクラブで制作したアルプホルン1本を贈呈しました。全国アルプホルン大会が2回、3回と続いていくことを願うことと、この佐賀に手づくりアルプホルン活動が根付いていくとをねがって、また、本大会が成功に終わったことの感謝を込めてなど、いろいろな思いのこもったアルプホルンであるでしょう。

●9月4日(月)長崎県ハウステンボス 全日空JRホテル 18:00〜18:30
この日の宿泊先であるホテルで演奏もおこないました。なんとこの日4回目の演奏会です。食事会場前の部屋で韓国ヨーデルの美しい調べ、玉川アルプホルンのトリオでの演奏をおこないました。ホテルの総支配人も駆けつけました。

●その他交流編


最終日の福岡では、ハウステンボス演奏会、福岡関係宿泊手配などをコーディネイトしていただいた、福岡の志賀さんも合流しました。韓国の方々は、居酒屋で志賀さんにヨーデルのプレゼントをしました。


●2005年11月3日から6日 韓国ヨーデル協会コンサート出演 韓国/仁川、光州
韓国ヨーデル協会のお招きにより、韓国内での同協会主催コンサートにゲスト出演をしました。
4日に仁川で、エーデルワイスヨーデルクラブのコンサート、5日に光州のエンジアンヨーデルクラブのコンサートです。各会場とも1000人程のお客さんでにぎわいました。
玉川アルプホルンクラブはレントラーメンバーも含めて13名が参加。アルプホルン1A、ベンクリアルプの2曲、エルガリ2曲を披露しました。どちらも大きな拍手をいただき成功であったと思います。
韓国ヨーデルクラブは相変わらず音楽のレベルが高く、すばらしいコンサートでした。

コンサートの合間に、韓国民族村に案内いただいたり、食事、交流会など韓国ヨーデルクラブの方々にはお世話になりっぱなしでした。特にエーデルワイスのリーさん、仁川の善玉さん、光州のチョーさんは、コンサートの他に、私たちの身の回りのお世話をつきっきりでしていただき、ただただ感謝でした。
  
仁川でのコンサートの様子。オープニングでアルプホルンのファンファーレからはじまりました。
  
光州での様子。お世話になったチョーさんや、韓国ヨーデル協会の立役者、キムヨンチョルさんも出演。
  
コンサート終了の記念撮影
 
光州での記念撮影                  韓国民族村にて
  
コンサート終了後、打ち上げ交流会。玉川アルプホルンクラブからは、ソウルと光州へかく1本づつクラブ手づくりのアルプホルンを贈呈しました。また、最後の光州での交流会は、夜の10時から朝の5時まで韓国の方々と歌いまくりました。

●2005年5月 愛知万博にてコンサート。135本の手づくりアルプホルンにて演奏。
      韓国ヨーデル協会との合同コンサートも実施。




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手づくりのアルプホルンで、音楽を楽しむ市民楽団